湯きりから相対論について補足

久しぶりに物理の記事を見ていて、たわいもない事を書きたいなと思いました。

湯切りから相対論の記事を書くことになったきっかけについてです。

麺を湯切りしていると、湯切り網から勢いよく水が飛び出してきますね。

もし湯切りに網がついてなく麺が素通りしたら、この麺と前者の水滴どちらが湯切りに対して速く遠ざかってゆくのだろうかとちょっと疑問に思った訳です。

感覚的には湯切りされた水滴の方が圧力を受けて速度を増しているのかなと・・・。

で思考実験ですが簡単のため地球の重力を取り除いて、無重力の宇宙ステーション内で湯切りをするセッティングを置きます。

図の上段は麺がフワフワと漂っている様子です。麺を静止基準としましょう。

中段では湯切りが右から左へチャラッチャッチャチャラッチャー♪と接近して来ます。

下段では麺を湯切りしてます。

この思考実験の静止基準の観測者にとっては麺に付着した水滴が湯切りによる圧力で勢いよく網から飛び出しているというよりは、湯切りに随伴しようとしているように見えます。

よって湯切りから離れていく速度は図上段の麺より湯切りされた図下段の水滴の方が遅いという結論になります。

 

 

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