量子重力の考察(9)

一度要点を整理しておきたい。

A系とB系が接近することを想像する。ここで球モデルにより運動量保存則を考える。

簡単のためA系とB系の万有引力は省き平坦な時空と過程する。

qg-1
t.1

A系とB系が相互作用をしてAB系の原点が作られる。

qg-2
t.2

後から次のA系とB系が接近してくる。このときAB系は*惰性系となる。よってさらにAB系の真空のエネルギーが大きくなる条件では*惰性系の不可逆過程に逆らう必要がある。←ここが新たに加わった仮定

qg-3
t.3

不可逆過程に逆らうためには、それ以上のエネルギーが必要であるためこんな描像が推定できる。

qg-4
t.4

t.5以降も同様で階層化される。とりあえず等方的な真空の描像ができた。

よって重力はt.4のAまたはB、半分側のイメージとなる。万有引力なら*惰性系であるため低階層化へ遷移する描像となる。

qg-0

整合性の確認

  1. ミクロ系は絶えず振動している。これは加速度運動であるのでミクロの場は回転運動で記述される。
  2. 真空のエネルギーを大きくするためには加速度を大きくしなければならない。